施術と流れ
ここでは主にオステオパシーの施術についてのご説明になります。
オステオパシーは全身を施術対象とします。一回の施術時間は30分から1時間ほどです。
問診ついては、出生のトラブルから過去の事故や怪我、手術や病気の既往などお聞きいたします。
また症状が出てきた時期やその時の様子、生活習慣などをお聞きいたします。
検査については、症状の病態把握に加え、全身の検査を行います。
身体の歪み、関節の可動性や骨、頭蓋、膜。内臓などの固有の動きやリズム、器官や骨の位置情報など様々な検査を行います。
オステオパシーの施術者は身体の組織内に手を介して侵入して内部の検査をする方法を知っています。
組織の緊張、体液の状態、器官の固有の動きなどが正常に働いているかなど精密に検査を行っていきます。
施術は、骨格系、内臓系、血管やリンパ系、神経系、頭蓋など全身に対してアプローチが出来る技術があります。
患者さんの組織の弾力を尊重しながら、比較的に柔らかい手技によって矯正やリリースを行い状態がよい体に導いていきます。
多くの方は寝てしまう様な手技です。
必要なケースに応じて、瞬間的な骨関節テクニック、またはパーカッションハンマーという振動する器械を使用します。
一方的に無理やりボキボキ鳴らす様な施術は行いません。
年齢や性格などを考慮した上で使用します。
全ての手技において、患者さんの組織の弾力やバリアを尊重しながら、安全に施術を行います。
アメリカのロバート・フルフォードD.O博士によって開発されたパーカッション・ハンマー。
身体に振動を伝え、身体の様々なブロックに対して強力にアプローチしてリリースさせていく機器です。
施術後は休憩、再評価やアドバイスなど行います。
5分から10分くらい休んでいただいてから、日常生活における改善点や次回の施術の計画や日にちなど検討していきます。
来院回数の目安
一回目の施術後に症状が軽くなることもあれば、数日かかったり、数回の施術後から症状が落ち着く場合もあります。
症状次第ですが初回施術から3回までは、間隔を空けても1週間前後に施術を受けて頂きます。
経過の違いというのは、ブロックの力や数、外傷の程度や頻度、生活習慣の質などにより個人差があります。
それ以降は症状が落ち着いていたら、治療間隔を伸ばし月に1〜2回程度の予防目的でご来院頂いております。
まず自己調節機能が働き出す身体に戻す事にあります。 症状をなくす事だけに主眼せず、原因を探り治癒力や調整力が働くことに施術者は全力で働きかけます。
そのためにまずは初回から3回目くらいまでに、原因となっている過去のケガや障害の施術をとにかく詰めて行います。
その後ももっと元気な身体を目指したい人は継続して次の治療計画に進みます。
施術室について
個室になります。
安心してオステオパシーを受けていただくために、お一人で不安な方は家族やお友達同伴での来院を勧めています。
特に初診時は不安も多いと思いますので、そのような方はその旨を予約時にお知らせください。
テレビや本などがある畳の待合室があるので同伴の方もゆっくり待って頂けます。
施術時の注意事項です
1 初診時は受診前に問診票の記入をしていただきますので、予約時間の10分前にお越しいただきますようお願いいたします。
2 身体を締め付けない動きやすい楽な服装でお越しください。もしくはお着替えをお持ちいただいても構いません。お忘れの際は貸し出し用のお着替えをご用意しておりますが、数に限りがございますのでご了承ください。
3 ボディースーツやガードル他身体を締め付けるものは、治療中と治療後ともに身に付けないようにしてください。
4 出来るだけヒールが高くない靴でお越しください。
5 申し訳ございません。このような方はお引き受けできないかもしれません…
※ 揉んで欲しい、ボキボキ刺激が欲しい、マッサージの強い刺激が欲しい方
※ 無断キャンセル何回も繰り返す人(やむを得ず遅れる場合はご連絡ください)
※ また1回きりの治療ですべてを解決して欲しいと思っている人
バキバキして欲しい人や強いマッサージや指圧などをして欲しい人などかなり強い刺激を求めている方は、当院はお勧め致しません。そのような方はご理解の上、施術を受けてください